初めまして
オステオパシー整体院コロバ
院長 中島 恵です。
オステオパシー整体院コロバに興味を持っていただきありがとうございます。
おそらく読んでくださっているあなたは、ご自身のお体を預け、施術する人はどんな人?という不安があると思います。その不安が少しでも安心に変わればと思い、プロフィールと私の想いをご紹介させていただきます。
生年月日 | 1980年7月29日生まれ |
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出身 | 石川県白山市(旧松任市)出身 |
保有資格 | オステオパシー理学士(Bachelor of Science (Hons) in Osteopathy, Swansea University) 柔道整復師 日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナー NASM-PES FMS Level1・2 SFMA Level1 R-Conditioning Coach |
略歴 | 白山市立松任中学校卒業 石川県立金沢泉丘高等学校卒業 北信越柔整専門学校卒業 2009年3月柔道整復師免許取得 2009年4月医療法人社団 光仁会 木島病院 入職 2013年4月北陸学院高等学校 男子バスケットボール部アスレティックトレーナー 2017年4月日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナー免許取得 2022年3月医療法人社団 光仁会 木島病院 退職 2022年7月オステオパシー整体院コロバ 開院 2024年9月英国スウォンジー大学よりオステオパシー理学士(BSc (Hons) Osteopathy)学位取得 |
所属 | 東京スクールオブオステオパシー(TSO) International Osteopathic Association of Japan(IOAJ) Exploring the Essence of Osteopathy(EEO) 日本クラシカルオステオパシー協会(JACO) |
医療の道からオステオパシーへ
私は石川県白山市(旧松任市)出身で内科医である父と薬剤師である母のもとに生まれました。父も医師、祖父母も医師、曽祖父も医師、親戚一同もほとんど医師という医療家系の中で育ちました。
医療家系の環境で育ち、自らも医療の道へ
私の学生時代は、音楽にのめり込みバンド活動ばかりしていました。一時はその道のプロとして、音楽の道に進もうかと考えていた頃もあったほどです。ですが当然のことながら、両親からは大反対されその道を断念しました。
ですが親に反対された程度で断念するようでは、どのみち大成はしなかったでしょう。今では大好きなオステオパシーをやれているので、よくぞあの時止めてくれたと、感謝の思いすらあるほどです。
音楽は続けながらも、家族・親戚中が医療従事者である環境から、次第に人の役に立てるようになりたい・医療関係の道へ進みたいという想いが与えられるようになりました。
父に医学部進学を相談すれば、間違いなく賛成してくれ援助してくれたことでしょう。しかし当時の私は、医学部へ進学するために2〜3年勉強し、そこから医学部6年、さらに卒後に2年間研修医として過ごし、専門科目へ進むまでに10年〜12年ほどかかる計画にいささか不安を感じていました。医学部は他学部と違い、途中でコケるとつぶしがききません。その10年計画に不安を感じたのです。
そこで当初は理学療法士のライセンスを取得しようかと考えていました。しかし内科医である父が私の進む道について心配し、父の友人である整形外科病院の院長に相談したのです。するとその先生は、理学療法士より柔道整復師の免許取得を進めたのです。理由は一生サラリーマンの道しかない理学療法士より、将来開業することもできる柔道整復師の方が、今後の展望が明るいとの事が理由でした。
そのような経緯から柔道整復師のライセンスを取得することになります。よくあるような、怪我をしてそのリハビリの経験から資格取得を目指す、といったようなもではなく、エピソードとしてはあまり格好の良いものではないかもしれません。
国家資格取得後、病院勤務で医学の基礎を習得
学校の前理事長が祖父の友人だったこともあり、北信越柔整専門学校に入学しました。入学後、これからは医学的な知識が重要となるため、一生懸命に勉強しました。おかげで成績は常に1番から3番の間を維持し、卒業時には成績優秀者の一人として表彰されました。
無事国家試験に合格し、卒業後は病院に勤務することになります。ここで過ごす13年間で、医学的知識・医療の常識をしっかりと身につけることができました。本当に貴重な経験をたくさんさせていただき、骨折や出血などの急性外傷や感染症、慢性疾患やスポーツ障害など幅広い症例を経験することができました。
病院へ来院された患者さんの初診時から問診をとり、外来診察業務を行い、どのような場合に入院が必要なのか、どのような場合保存的に通院で経過をみられるのか。そして病棟で入院患者さんを担当し、退院後の外来リハビリテーションと一貫した医療を提供させていただきました。
また手術の直接介助も数多く経験させていただき、さまざまな手術の方法からその経過と予後についても、文字通り見て触れて、匂いまで感じながら間近で接し、深く知る事ができました。
勤務していた病院は、スポーツ整形外科にも力を入れており、在職中に日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナー免許も取得しました。アスレティックトレーナーは、怪我の予防やリハビリテーション、アスリートのコンディショニングをする仕事で、現在全国で5002人、そのうち石川県には23人在籍しています。
また2013年4月の創部当時から、北陸学院高等学校男子バスケットボール部のアスレティックトレーナーとしてチームに帯同し、南は鹿児島から北は青森まで全国大会にチームスタッフとして帯同し、スポーツ現場での怪我の対応・アスリートのコンディショニングにも携わる貴重な時を数多く経験させていただきました。
オステオパシーとの出会い
患者さんが改善していくことに心底喜びを感じ、当初は理学療法を中心に勉強をしていました。エクササイズやストレッチを指導したり、歩行や動作を見てその人にあったインソールという靴の中敷の作成も行なっていました。
しかし、それでも思うように改善しない人がたくさんいました。人が本当に良くなるためにはどうしたらいいのかを模索し、たくさんの勉強会に参加している中、2014年にオステオパシーと出会いました。
そこでは痛みや症状のある局所に注目するのではなく、筋骨格系や頭蓋領域、内臓や神経・血管など全身すべての身体構造、また精神心理問題も含めて包括的に評価・検査し、原因を発見してそれを取り除けば、人が本来持っている自然治癒力が働き、正常な機能を取り戻し症状は消失するというものでした。
解剖学と生理学に裏打ちされた治療哲学とテクニックに魅了され、それ以降はオステオパシーを中心に勉強をしていきました。ですが実際には、今まで学んできた医学の常識とあまりにも大きくかけ離れている部分もあり、またテクニックも難解なため、「本当かなぁ〜」という少し疑いの目を持ちつつ接してきた所がありました。
転機は自分が激しい腰痛に見舞われた時でした。特に腰が痛くなるような原因は身に覚えがないのに、とてつもない激しい腰痛に襲われました。仕事をしている最中にもふとした動作でビキッ…!とした激痛があったり、その後も痛みでしばらく動けなかったり。
それでも日中は何とかなっていたのですが、夜間に寝ていても激しい痛みで目が覚めるようになり、体を動かしても激痛・じっとしていても激痛で、ただ痛みをこらえてじっと息をして耐えるだけの日々が続いたとき、今こそオステオパシーを体感してみようと藁にもすがる思いで、長野県でオステオパシーの講師をしている先生の施術を受けに行ったのです。
そこでは痛みのある腰には一切触れず、全身の検査をした後、左足と右腹部に対する施術を行っただけでした。ところが施術後には不思議なことに今まであれほど痛かった腰の痛みが、腰を捻っても何をしても全く痛みがなくなっていました。
その時の経験は本当に衝撃的で、「オステオパシーのことを今までちょっと疑っていてごめんなさい!」という想いと「これは本物だ!本当に本物を見つけた!」という喜びと驚きが入り混じった感情でした。
帰宅後には当時1歳だった娘を四つ這いになって追いかけ回し、背中に乗せて娘も私も大はしゃぎで喜び一緒に遊ぶ事ができました。今まで四つ這いで娘と遊ぶ事など最初から諦めてやろうとしていなかったのですが、何の苦痛もなく何の制限もなく、心理的にも何のストレスもなく子どもと一緒に遊ぶ事ができる喜びを心から噛み締め、健康のありがたさ・健康の大切さを心にしみて感じました。その日を境に、人生をかけて本気でオステオパシーを学びまた実践してきました。
オステオパシー整体院コロバを開業
オステオパシーの施術でも良い結果を出せるようになってきた頃から、病院での施術に少しずつ相異を感じるようになります。一般的な整形外科では、腰が痛い時には腰の検査をして、異常がなければ痛み止めの薬や湿布、リハビリテーションが処方されます。そしてリハビリも、全てではありませんが、主に腰への施術や、ストレッチ、体幹筋トレーニングが中心です。
それに対してオステオパシーでは常に全体を見て施術を行うため、時には腰痛の患者さんであっても頭蓋に触れたり、頚に対してアプローチが必要な場合もあります。そして病院でのリハビリは、医師の指示のもと、医師の指示した内容を行わなければなりません。だから腰痛の患者さんに対して頭を触れたり、一見腰とは関係のないような手首や胸などに触る、ということができないでいました。
もっとこうしたら、きっともっと良くなるのに…という思いと、でも好き勝手に自由な施術をしてはいけない…という思いで、自分の心の中は揺れ動いていました。さらに患者さんからは、「もっと運動を頑張らないから、もっとストレッチをちゃんとやらないから治らないのよねぇ」と会話の中で同意を求められます。
ひょっとすると違う所に原因があるかも…と思っても、医師が説明した内容を否定する訳にもいかず、「そうですねぇ〜…」と話を合わせてしまいました。すると自分が嘘をついているような感覚になり、それを繰り返すと、心が壊れてしまいそうな時もありました。そのような中で、開業への思いも強まり、2022年3月に病院を退職し、オステオパシー整体院コロバを開業しました。
今ではからだの痛みだけでなく、整形外科では通常相手にされないような、検査をしても異常がないがなんとなく体調が悪い、といった不定愁訴の方や、うつの方、自律神経疾患の方、不妊の方など、多くの方の不調やお悩みにお応えしています。
来院していただいた全ての方のお力になれるように、今でも年間を通して様々なセミナーや勉強会に参加しています。その中で2024年9月にイギリスのスウォンジー大学でオステオパシー理学士(BSc (Hons) Osteopathy, Swansea University)の学位も取得しました。
仕事への想い
私のもっとも深い喜びは、あなたの「本当に楽になった。嬉しい。」と喜んでくださり元気になったあなたの姿です。そしてあなたが元気になれば、ご家族や周りの方も喜んでくださることでしょう。
今ではこのオステオパシーの施術で、痛みや不調で苦しみ悩んでいる方が元気になるよう、オステオパシーの施術を社会へ提供していくことが私の使命だと考えています。
私自身の腰痛が改善した経験からも、不調や痛みを抱えて悩んでおられる方のお力に必ずなれると確信しています。痛みや不調があると生活の質は大きく低下し、些細なことでもイライラしたり疲れてしまいます。知らず知らずのうちに笑顔が減り、感謝する心を忘れ、人間関係のトラブルとなってしまう事も私自身経験があります。痛みや不調から解放され、ストレスからも解放される事で、心もからだも明るくなって、本来の私たち自身を取り戻す事ができます。
来院された方が当院の施術を通して本当のあなたを取り戻し、真の健康と幸せなあなた自身の人生を手に入れていただければ本当に嬉しく思います。「コロバがあって本当に良かった」と、喜んでいただけるよう信念を持って取り組んでまいります。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
オステオパシー整体院コロバ 中島 恵